2018.07.14
パソコンの写真を整理していたら、2011年6月に行った
写真が出てきました
もう7年前の写真ですが、参考になりそうなのでご紹介します
いきなりですが、問題です
以下の写真は、どちらが『カモマイル・ローマン』
どちらが、『カモマイル・ジャーマン』でしょうか
正解は
右が、カモマイル・ローマン
左が、カモマイル・ジャーマンでした
似ていますが、見比べると分かりやすいですよね
【カモマイル・ローマン】
学名:Chamaemelum nobile
科名:キク科
蒸留部位:花
主な成分:エステル類
揮発度:トップノート
禁忌事項や注意事項なし
ローマカミツレとも呼ばれ、耐寒性のある多年草で
芝生のように広がります。
ジャーマン種より、緑が多い!のが印象的でした。
ジャーマン種に比べて花が少し大きく、花だけでなく
茎や葉からもリンゴに似た甘酢っぱい香りがします
緊張をほぐし、精神面によいだけでなく、アトピー性皮膚炎の
お肌にも痒みを鎮めてくれる作用があると言われています。
【カモマイル・ジャーマン】
学名:Matricaria recutita
科名:キク科
蒸留部位:花
主な成分:酸化物類、セスキテルペン炭化水素類(-)
揮発度:ミドルノート
注意事項あり:
ブタクサアレルギーの人は、アレルギーを示す場合がある
カミツレとも呼ばれ、一年草であり繁殖力があり
こぼれ種でよく増えます。
ローマン種と違い、葉や茎からは香らず花から香ります。
カモミールティーで親しまれているのは、コチラのジャーマン種
(ローマン種のハーブティーもありますが、ジャーマン種より苦い)
精油になると香りがとっても強く、数少ないアニマル調の香り
と言われています。
色も・・・
マリモみたいなこの色(アズレンブルーと呼ばれています)が、
成分のセスキテルペン炭化水素類(-)のカマズレンの色。
皮膚科で処方される軟膏がこのような色をしていたら、
カマズレンが入っているかもしれません
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎に対して、こちらも
痒みを鎮めてくれる作用があると言われています。
【まとめ】
どちらも皮膚に対してとても良いですが、精神面へのリラックス目的には
ローマンのほうが良いでしょう
植物を実際に見て触れて香るのは、とても勉強になります
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なつめとデーツの違いは、コチラの記事をご覧ください。
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